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無添加、オーガニック、ボタニカルに親を殺された私の気持ち [雑記]

無添加とかオーガニックとかボタニカルとかを推している店にどうにも嫌気がさす。

まず、無添加から。
これは大体嘘ついている。そもそも何が無添加なの? って感じだ。
おそらく化学調味のことを指すのだろうが、化学調味ってそもそもなんだ?
石油由来だったらなんか嫌だけど、実際は味の素なんて味噌なんかと製法に大きな差はない。煮詰めて発酵させたたり、濾してみたりとかそんな感じだそうだ。
それを考えると、みりんとか酒、しょうゆなんかはよほど複雑で不自然な製法ではなかろうか。出汁につかう鰹節だって燻したりするわけでかなり不自然だ。むしろ味の素やウェイパーなんて自然にすら思える。そんな化学調味ディスな風潮に憤りを覚えているのだ。
想像だが、金属の密閉容器みたいなのが並んだ工場で作られてるのは悪で、木の桶に入ったなにかを人力でこねて作られてそうなものは善みたいなイメージがあるのではないか?

そしてオーガニック。
無農薬野菜とか有機野菜とかカルガモの農法で育てました(はあと)みたいなのがくそくらえだ。
ハイソぶりたいとか、おしゃれっぽいとかそういう下世話な感情を煽ってるところが気に入らん。
オーガニック教の信者にとって現世は農薬という毒にまみれた食品に囲まれたディストピアなんだろう。生き辛さを覚えても生きていかねばならないことには大変同情いたします。わたくしめもいずれディストピア飯にキャベツの千切りでもつけてその喜びをかみしめることで信者様の気持ちを理解したいと思います。
あと、あんまり関係ないのだけどオーガニックって単語に最初に出会ったのはブレンパワードというアニメだったせいで、いまだにオーガニックと聞くとブレンを思い出してしまう。

ボタニカル。
植物由来ってことらしい。食堂では聞かないかな。まだボタニカルミートとかディストピアを感じさせる食品は市場流通していないし。シャンプーとか石鹸とかで聞くね。
みんな忘れていないか? 茶の何とかってあの小麦石鹸で小麦アレルギー者を大量に生成したあの事件を。
エビ好きなのに甲殻類アレルギーの私が思うに、なんか自然っぽいとか安易な考えで新たなアレルギー獲得するぐらいなら石油由来のワセリンでも塗ったほうがマシだよ。

総論として、一見キレイっぽい単語の裏には常に金の気配があることを忘れてはならない。
それにキレイっぽい単語で人の気を釣るというのはそもそも卑怯だ。恥を知れ。
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