憂国の電子マネー

近頃話題ですが、QRコードでの決済ってスジが悪いと思うんですよね。
QRコードってカメラが必要ですし、会計の都度アプリからQRコードを取得するのってナンセンスです。
アプリ使うぐらいならAmazonでコンビニ受け取りする際のフローを取り入れたらよいと思うんです。
そのフローはメールからバーコードを取得してピッてやるだけですし。

その点、SuicaやEdyといったFelicaはタッチだけなので楽です。なので個人的にはSuicaなどの交通系とクレジットカード決済のQUICPayに統一してほしいんですけどね。現状、「Suicaで」と宣言しないといけないのがちょっと不満です。なにも言わずにタッチできれば文句なしです。

しかし、なんでだってFelicaはあんなに乱立してしまったんでしょうかね。内ゲバしてないでまずは日本で統一できていればワールドワイドに売り込みもできたでしょうに。JRも新幹線売り込んでないでSuica売ればいいと思うんですよね。もう、今となってはNFCというのにとってかわられているようですが。

今日の話題、なにが言いたかったかというと、今時囲い込み戦術とかとってんじゃねーよってことです。
例のパイパイだとかはバラマキで注目を集めてスタートダッシュを切るつもりだったんでしょうけど、コジキタイムが終わったらスジが悪いから普及しないでしょう。財布から万札でも出したほうが楽だもん。
結局、乞食たちの間で話題となるだけで社会が良い方向に変わることがないと思う。政府もキャッシュレス推進しているのだったらスジの良いもの推進してほしいものです。
こんなんでは国内のECがAmazonにやられたように、また黒船に牛耳られるんではないかと危惧してしまう。